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takuya

夏山常駐2019(2019/7/10~8/28)


今年も夏山常駐に行ってきました。

気が付けば早いもので、5シーズン目ですね。

今年は途中にガイド、そして捜索の仕事があったので、50日間の間33日の活動でした。

常駐開始の前日に、大城先生によるファーストエイド講習会。

そして、結隊式から常駐の夏は始まります。

まずヘリ訓練。

なかなか見れないやまびこ2機ご一緒に。笑

今年は梅雨明けが遅く、海の日の連休は閑散としたアルプスからのスタート。

春先に謎の冬将軍があった今シーズンですが、槍方面の残雪もそれほど多くはなさそう。

井坂氏と楽しいパトロール。笑

涸沢に戻り

研修兼ねて法政ルートで前穂へ。

北尾根2峰の残地スリングの整理。

帰りは勉強会しながら下り。

有意義な時間

今年はよく熊が出ました。

月末にようやく梅雨明け。

そこからは怒涛のような連続晴れ日約2週間。

暑いとスイカもおいしい

これだけ山の中にいると珍しい景色に出会えたり

スーツの人にあったり

件数もそれなりに増えていき

再び天候下り坂。

事故は全体を通しての件数は例年の横ばい。

死者はかなり少なめでした。

今年も無事に解隊式を迎えることが出来ました

毎年思いますが、我々は救助もそうですが、遭難を防止する方が大事だと考えています。

なので、パトロール最中は危なそうな方や、時間的にどうかなと思う方々を中心に声掛けをさせて頂いています。

声掛けさせてもらう方々は殆どが年配の方なんですが、そういう方に限ってだいたい話を聞いてくれません。

若いやつにそんなこと言われなくてもわかってる。って感じなんだとは思いますが、問題があるから声をかけているわけです。

自己責任ってみなさんよくおっしゃいますが、それは自ら(パーティー)ですべてを解決できることを意味するので、もしなにか起こって救助要請をするようでは、それは他人に迷惑をかけているということです。

勿論私も個人で山に入って、救助要請しなくてならない場面もあると思います。 しかし、それは最悪のケースであって、何か起これば初めから救助要請すればいいというのとでは話が違います。

話を聞かないような方はそもそも自己解決できないような方ばかりです。 これじゃ事故も減らないのは当然だなと今年はつくづく思いました。

事故減らすにはもはや、ガイド登山(ツアーでなく個人)を定着させるか、横尾辺りで関所を作って、 高齢の方向けに体力テストをして、テストに合格できない方はここから上はダメです。としないといけないレベルかなと思います。

今後どうなっていくのでしょうか。。。

まだ秋山もありますが、どうか事故が減りますように。

山は今後どうなっていくんでしょうかね。

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